黒バックで作品撮り

黒バックで背景を完全に真っ黒にし、尚且つ被写体のエッジを背景に溶け込ませないように完全に浮かび上がらせるためには、割と根気よくライティングを変えていかないといけなかったりします。

作品撮り-黒バック

特に黒髪の場合は、髪の毛が背景に溶け込んでしまうために、補助光を髪の毛だけに当てたりします。
真後ろから当てるのもありですが、割と動きに制限が出来てしまうので、真横からか斜め後ろから当てるのもよいかもしれません。

作品撮り-黒バック

んでもって、ハレ切れでシッカリ余計な光はカットをすることも忘れてはいけません。

作品撮り-黒バック

黒バックで作品撮り

彼女の動きは、いつも見てもすばらしい・・・

彼女の表現は、魅せることありきではないという事。
最初から頭の中で、こういう動きをしようと行動しているのではなく、こうなった瞬間をカメラが捉えただけ・・・

何百枚も撮ったうちの数枚を私がセレクトし、訴えかける何かを見せているに過ぎない・・・
何を感じるかは人それぞれ・・・
結果論である・・・

黒バックを黒く塗りつぶす撮影・・・いつかの続き・・・♪

たまに、黒バックの撮影について問い合わせが入ることがあるので、中でも多い問い合わせについてお答えしておきます。

『黒バックの背景に使っている素材を教えてください』
と言うもの・・・

ごめんなさい、企業機密です・・・

と言うのは冗談で、実は私も良く知らないんです・・・笑
いつも注文するときに、
『暗幕1本・・・』
って注文するもんで・・・
でも、そんなに探すの難しいもんじゃないと想いますよ!?
確かに布地としては特殊素材ではあるらしいですが、暗幕用に使われているものですから、普通にその辺の布地屋さんでも置いてるんじゃないですかね・・・
置いてなくても『暗幕用の布地ください』って言えば、どんな素材かくらいは教えてくれそうですが・・・
それに自分で探せば、もっと安くて適した素材が見つかるかもしれないですよ!?
他のスタジオなんかで撮影するときに、暗幕借りるときありますが、全く違う素材を使っているところもありましたし・・・でも、ハレ切れをしたり、黒バックとして撮影するには問題ないところばかりでしたから、やはりそれぞれのスタジオで自分たちで色々探して、試して使ってるんだろうな・・・って想います。
_MG_2872

_MG_2870

朝からスタジオにて・・・

今日は朝からスタジオで、デジタルカラーボードを作っていました・・・(詳しくは黒のデジタルカラーボードが製造中止に・・・を参照)

_MG_8565

そうなんです♪
注文が入ったんですよ・・・笑
名前は言えないですが、都内でスタジオをいくつか展開しているところから、まとまったオファーが・・・
ましてやこんなもの一万円で売れるなんてビックリ!!

でも、ホント売ってないみたいだね・・・
何処にサンプル取り寄せても、黒のカラースプレーで塗装したカポックしかおいてないらしい・・・
資材や機材を専門に扱ってるところなら、置いていそうな気はするんだが・・・

_MG_8568
これは、ボードに直接ストロボを当ててどんな具合かを調べているところ・・・
やはり、素人のお手製と言うことで、眼で見ると完成は随分と(シワや端の処理)荒い・・・
それでも、撮影に影響がない程度に仕上げられればOKかな・・・

実際に真正面からストロボを当てて撮ったものがこちら・・・
_MG_8566

半信半疑の人も多く、最近メールなどでも問い合わせが増えてきてます。
なので、一度ご来店いただき、実際にその目で確かめることをお勧めします。
黒のカポックとは全然違いますから・・・

黒のデジタルカラーボードが製造中止に・・・

ハレ切れ用に黒カポックとか黒ボードを良く使うのはご存知ですよね・・・
でも、普通の黒カポックや黒画用紙だと、ハレ切れ用には使えるんですが、背景としては使えません。
どうしても反射してしまい、綺麗な黒が出ないからです。
もちろん黒のバックペーパーも例外ではなく、上手にハレ切れしてあげないと綺麗な黒バックにはなりません。

そこでデジタルカラーボード(他所ではなんて言ってるか知らないけど・・・)と言う、発泡スチロールに無反射の起毛をあしらったボードがスタジオでは好んで使われ大変人気があったのです・・・
私もせっかくスタジオを持って持ち運ぶ必要がなくなったので、これを機会に何枚か持っておこうと業者に注文しようとしたところ、製造元が製造を中止してしまい、他の色も現品限り・・・ということでした。
もちろん黒のボードは人気があったので一番最初に在庫がなくなったとのこと。

結局色々あたってみたのですが、反射光率をあれだけ抑えられる商品にお目にかかることが出来ず、自分で作ってしまいました・・・黒のデジタルカラーボード・・・笑

黒バック撮影_MG_1896

でも、自分で作るとやっぱり相当高いです・・・
材料費だけで、市販されてたデジタルカラーボードの販売価格よりも高くつきますから・・・
製造元がなくなっちゃったので、自分の所で作って販売をしようかなとも想ったんですが、100・200作った位じゃ、一枚あたりの単価を10,000円切るのがやっと・・・
高すぎて、ちょっと商売にはなんないかなァ・・・笑
布地の材質落とせばもっと安く作れるけど、反射しちゃうような黒レフじゃしょうがないしね・・・苦笑

黒バック撮影_MG_2706

ハレ切れナシで、この黒さ・・・ストレートに背景にもストロボが当たってます・・・

一人、スタジオもちのカメラマンにも作ってあげたけど、しばらくはそんな感じで受注生産で売ってこうと想ってます。
あっでも、3×6、一枚に付き10,000円だからね・・・♪

それと、もしかしたら私が知らないだけで、他で製造してるのかもしれないし、他所探して安ければそちらをお勧めします。
どれだけの反射光を抑えられるかは判らないですが・・・

黒バック撮影

黒バック撮影 する方法

黒バック撮影 する場合、いくつかの方法があります。
私が良く使っていた方法は、バックペーパーに光が当たらないように黒レフなどを使ってハレ切れをして撮影をする方法。(この方法が一般的だと想います)

黒バック撮影 o0800053310578746483
黒バック撮影 o0750050010465424705

この方法だと、バックは特に黒である必要はなく、色が暗いバックであれば他の色のバックペーパーでも代用が可能と言うメリットがあります。
完全に光を遮光出来れば、背景が白ホリでも黒バックで撮影することが可能です。

デメリットとしては、光を遮光出来ないと漏れた光で背景の色が濁ってしまうため、背景が汚く見えてしまいます。
それと、被写体に照射した光が背景に当たらないようにするためライティングに工夫が必要であったり、背景と被写体との間隔をかなり空けなければいけない為、多くのスペースを必要とするケースが出てきます。

まともなスタジオであれば、暗幕(だいたい有料。一回2,000円~3,000円くらい)を貸してくれます。
黒のバックペーパーより反射光率が低いのでそちらを使用することをお勧めします。
(上記画像の撮影も背景に暗幕を使用しています)
黒のバックペーパーはハレ切れしないとほぼまともに黒バックで撮影できることは難しいと想います。
ハレ切れを全くしないで綺麗な黒バックで撮影することも可能ではありますが、ライティングの調整に根気が要ります。
まあ・・・ものは試しなので一度は経験するのも良いでしょう・・・

私が最近良く使っている方法は、これらの一般的な方法ではありません。
作品撮りなどの”ジックリ構えて撮る”と言うのであれば、上記の方法を使ってもいいのですが、それでも時間とスペースと機材(要は金銭的!?笑)な関係でなかなか出来ない場合や仕事での撮影の場合などは、あまり時間を掛けていられません・・・

そこで、反射光率の最も低い(でもお値段はそれなりの・・・涙)暗幕を使って黒バック撮影を行っています。

黒バック撮影
作品撮り – 黒バック
黒バック撮影
作品撮り – 黒バック

この暗幕を使うと、暗幕に直接照射しても光を吸収してしまうので、ハレ切れや暗幕と被写体との間隔を必要としません。
すると、ライティングに時間を掛ける必要がないし、しいては仕上げの際もレタッチなどを必要としないため、完成までの時間を大幅に短縮できるのです。

作品撮りや広告撮影などの場合はレタッチに時間を掛けても良いと想いますが、一回の撮影で何百枚も仕上げなければいけないような案件では撮影の段階で、なるべくそれ以降の作業工程を減らすことを念頭において撮影しています。
しいては、それが仕事の速さと言う評価に繋がり、次の仕事に繋がっていくのです。

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