モデルのメイクについて

肌のお手入れやスキンケアが大事なのは大前提意と言うことで、

顔のバランスについて・・・
人の顔にもビーナスラインと呼ばれる黄金比があります。

顔の横幅は、目の横幅を基準に目が横に5つ並ぶのが理想です。
その幅が均等であればベストです。
ちなみに目の幅は3cmと言われています。
つまり顔の横幅は最大で15cmがもっとも理想的といえます。

次に縦幅ですが、
額の生え際から眉毛の生え際、眉毛の生え際から鼻の先端、花の先端からあご先
これらが3等分されているのがもっとも理想とされています。
続いて顔の中の各パーツの位置関係ですが、眉は眉頭が目頭の真上、眉尻は小鼻と目じりを結んだ延長線上で止めること。
目は額の生え際とクチビルの真ん中までの距離がちょうど中間に位置していること。
クチビルは鼻の下からあご先までを3等分しその上1/3の線上にクチビルの真ん中が位置していること。口角は鼻側と直線で結べればなお良し!

「そんなの整形しろとでも言うのか!!」と言われそうですが、あくまで理想の形です。

これらを踏まえてメイクをしていただければ自分が望んだほんとうのメイクができるんじゃないでしょうか・・・
メイクでホントに顔の大きさや目の位置や鼻の位置が変わるわけではありません・・・
でもそう見せる事はできます・・・
図解入りで説明したいところですが、絵が下手なので言葉のみとなります。
もしわからない場合はメイクさんにでも聞いてみてください。笑

で、通常、その黄金比通りの人間なんてめったにいません。
が、先ほども言ったように、メイクでその黄金比に近づけることは可能です。

みなさんもたぶんやってると思います。
例えば、「眉毛をかく」「クチビルを小さく見せるためにファンデをクチビルの上からあてる」等など・・・

でも一番肝心なのはただ闇雲にそういうことをするのではなく、まずは自分自身の顔のバランスを充分知ると言うことなのです。
そしてそのバランスを出来るだけ黄金比に近づけると言うことが肝心なんです。

この話実は昔、飲食店経営の社長さんから頼まれて社交さんの撮影をしていたときにメイクの方から聞いた話しなんです。

プロのメイクさんは、一瞬にしてその人の顔を見て「眉毛のラインはここまで」「口角はこの位置」「撮影用であれば鼻筋は・・・」と言った具合に頭の中で計算しそこからその娘にあったメイクを施していくんだそうです・・・

もっとも今はレタッチでそういったことまで簡単に修正できてしまうんですがね・・・
プロカメラマン・プロメイクよりもレタッチ技術を持った人間が重宝がられるご時世です・・・

***注意書き***
この記事は2009/04/22にアメブロ内で書いた記事を再編集しています。

スナップ撮影の話・・・

スナップ撮影の話・・・

私も以前は表参道や原宿・渋谷あたりで女の子に声をかけてスナップ撮影をしていました。
でも辞めました・・・
同じことをやっている連中の中には、質の悪い連中がたくさんいて、そういう連中と一緒にされ巻き込まれるのがいやだったからです。

『スナップ撮影させてください』

と言って、スナップ撮影をした後、

『本格的にモデルをやってみませんか!?』『読モになりませんか!?』

なんて言われたことないか!?

『読モも今はレベル高いから、事務所に所属してレッスン受けないとなかなか難しいよ』

な~んて言われて、『はい、100万円』って言われて、ポンと100万円払ってないか!?
これ読んで笑ってるヤツいるかもしれないが、『あぁ、それ私・・・』って思ってるのも相当数いるんだぜ・・・
モデルになれるチャンス・・・とか言って、事務所に呼び出されて、話を聞いてみると、結局、モデルになるために・・・とか言って、高額なレッスンの話とかエステの話とか・・・笑
そんなのばっかだろ!?

だいたい私の周りには『読モのスナップ撮影に参加するのに、わざわざ事務所に入ってレッスン受けました・・・』
なんて娘、聞いたことがない・・・(^^;

だから、そんな連中と一緒にされるのが、ものすご~く嫌だったので表参道とか、そういうところを離れました。

そもそも、人物を対象にしたスナップ撮影なんて、場所は関係ないはずだよね・・・
都会のど真ん中で撮ろうが、田舎の古民家で撮ろうが・・・

うちに良く来るのが『表参道で撮ってもらえませんか!?』なんだけど、お金でももらえれば別だけど、お断りしてるのね・・・まあ、理由は上記の通りなんだけど・・・

みんな要はさ・・・『スナップ撮影がしたい!!』ではなく、『表参道でスナップ撮影がしたい』っていう、『表参道』っておしゃれな響きのステータスというか冠がほしいだけなのさ・・・笑

お洒落な人たちが集まる、お洒落な街で、お洒落をした女の子を撮る・・・
なんか今どき、どこでもやってるじゃん・・・そんなこと・・・
誰もが簡単に思いつくようなことをいつまでもやっててもしょうがないしね・・・

こ汚ねぇ場所で、こ汚ねぇ格好して、それでも一際異彩を放つ、そんな自分・・・なんてそんな発想はないもんかね・・・笑

他所がどうかは知らない・・・
うちのスナップ撮影のコンセプトはあくまでも、スナップ撮影の時間を楽しむことにある・・・
『綺麗・可愛い・格好良い』はその結果に過ぎない・・・と言うこと・・・

まあ、そういうことだから・・・

そんなスナップ撮影がしたいという方は・・・STREETSNAP-JAPANへ

作品撮り

作品撮り

彼女の腹筋がきれいだったんだよなぁ・・・
もうちょっと下まで見せてほしかったね・・・
次回の撮影までに鍛えてきてくれることを期待して・・・

スナップ撮影より・・・♪

普段できないこと・やらないことをカメラの前でやろうとするから、いざカメラを向けられるとできないのです。
普段できないことをカメラの前でできないのは当然です。

カメラの前で、どんなポーズや表情が出来るかよりも、普段の生活の中での動きや表情を意識してみてください。
その意識がやがて習慣化します。そしてそれは無意識に現れます。
普段の生活の中で無意識に出るようになれば、カメラの前でも必ずできるようになります。
いえ、自分でも気づかないうちに出来ています。
だって、撮影であるか否かにかかわらず無意識に出てしまうものなのですから・・・

これらの表情は、やろうと思ってできるものではない・・・
でもこれは間違いなく彼女であり、彼女の持っているものである・・・
その、彼女の持っているものを、どうやって引き出すのかがカメラマンの腕の見せどころなのである・・・
構図をどうするかとか、背景をどうするかとか、メイクや衣装をどうするかとか、カメラのセッティングをどうするか・・・なんてのは、別に私でなくても誰でも良いわけである・・・(むしろ私でなく専門家がたくさんいる・・・笑)


モデル:愛生

私のスナップ撮影での役どころというのは、良くも悪くも、被写体本人を引き出すことにある・・・
だから、私のスナップ撮影では、ロケーションがどうだとか、メイクがどうだとか、服装がどうだとかは、一切気にしないのである・・・
それらを込みで、魅せるべきは人である・・・ということなの・・・

まだまだ目的地まで移動中のスナップ撮影♪

彼女は移動中、終始笑顔だったんだけど、
彼女の場合、整った顔をしているので、無表情の方が絵になるんだよなぁ・・・笑

それにしても、ホント・・・力が入っておらず、自然だろ!?
だって自然だもん・・・笑

カメラマンの力量ってのはさ・・・人を撮影するときには、こういうのが引き出せるか否か・・・というのも大事なスキルの一つなんだよね・・・

ポイントはね・・・
相手を楽しませよう・・・笑わせよう・・・とか考えちゃダメ・・・
そんなことを考えると、それは義務的な作業となってしまうため、途端につまらなくなっちゃうから・・・
まず、自分が楽しむこと・・・お互いにね・・・♪

楽しい・・・面白い・・・が結果として写真に表れているだけなの・・・


モデル:茉莉愛

まあ笑顔は、それはそれでかわいいんだけど・・・♪
まだまだ移動は続きます・・・

でも、公園で魅せる彼女の表情はもっとすごい・・・
乞うご期待!!

スナップ撮影のつづき・・・♪

うちのスナップ撮影というのは、目的地に着いてから撮影を始めるのではなく、出会ってからが撮影開始です。
なので、いつも撮影予定の公園で待ち合わせをするのではなく、公園の最寄りの駅で待ち合わせをして、そこから目的地に向かい始めるところからがスタートなのです。

実のところ、この目的地まで向かう移動時間こそがその後の撮影を決定づける一つのターニングポイントでもあるのです・・・笑

なぜなら、みな移動することに意識が向いているため、撮影することに無頓着・無防備だからです・・・

さらに移動中にただ黙々と歩くわけではなく、絶えず私からの質問攻めにあうわけで、それを考えながら歩くわけですから、撮影していることに集中できるわけがなく、この移動中の撮影では、みんなの得意な決めポーズや決め顔はできないのです・・・笑

ゆえに・・・私のスナップ撮影では、良くも悪くも”素”が顔を覘かせる・・・のです。
だから、たまにいますよ!?
『こんなの私じゃない!!』『こんな写真が撮りたかったんじゃない!!』って言って削除を求めてくる娘達も・・・笑

でもしょうがないじゃん・・・それ・・・まぎれもなくあんたなんだから・・・


モデル:茉莉愛

ところで、彼女の素顔はいかがでしょう・・・
素顔というのは、決してメイクをしていない・・・という意味ではありません。

彼女の素顔というものがどういうものかはハッキリとわかりません。
ただ一つ言えることは、この瞬間撮影をするということに無警戒・無防備であったことだけは確信しています。

なぜ!?
もう一度、これと同じことをやってくれと言われたらできないからです・・・

ニューフェイス♪

ドタキャン・バックレ・音信不通が激しい中、御縁あってまた一人作品撮りモデルが仲間入りしてくれました・・・♪

よろしく♪