写真撮影のライティングテクニック – 光と影・・・

写真撮影のライティングテクニック – 光と影・・・

以前、photographは「光と影で絵を描くと言う意味」と書きました。(だから人によっては、pictureと言う人もいます。)
影をどう処理するかによって光と言うのは生きてくるわけですが、最近は光でのみ撮影をしているケースが多いそうです。
稀にそうした意図の下、撮影が行なわれることがありますが、狙いがあっての撮影かどうかでは評価が全く分かれます。

人間の目で見たものとカメラが写しとめるものではどうしてもずれがあります。
それは人間の脳と目はカメラよりも優秀だからに他ならないわけですが、そのずれを上手に修正してあげるのがライティングのコツの一つだと思います。

明るくすることだけがライティングではありません。

どういう作品にしたいか?

が、ライティングなのです・・・

写真撮影ライティング

***注意書き***
この記事は2009/09/22にアメブロ内で書いた記事を再編集しています。

何もしないと言うライティング技術・・・

昔、ある撮影会のアシスタントをしたときのことです。
そのときに同行したプロのカメラマンの方が撮影会場で撮影場所に指定したところは、日陰でまったく光の当たらないところでレフの光も届かないようなところでした。
「レフ届かないですけど・・・」と聞いたところ、「要りません」と言われました。

後から聞いたところ、
「本来ポートレートは自然にさりげなくが基本。なまじ中途半端なレフ板なら使わない方がまし。キャッチを入れるためやギンギンにレフを当てて不自然な光や影が出来るよりは自然でやわらかい光の中で何もしないと言うテクニックもあるんだよ・・・」
と言うことでした。

最近の撮影では何処へ行ってもレフ板は銀レフでギンギンにレフを効かせて撮影している光景を良く見ます。酷いものになると光と影が完全に逆転してしまってアッパーライト・・・つまり懐中電灯を下から照らした幽霊状態になっているものや、レフを効かせすぎて2方向からの不自然な光となるためあるべきところに影がなかったり変なところに影が出来てしまうケースが多いです・・・

***注意書き***
この記事は2009/07/23にアメブロ内で書いた記事を再編集しています。

1灯ライティング

1灯ライティング

1灯ライティング
タイトルにもありますが、カメラマンの方でこの「1灯ライティング」と言うのをご存知の方いますか?
「1灯ライティング」と言うのはライティングの基本中の基本で特にスタジオ撮影や人物撮影を得意とするカメラマンなら誰でも知っていることであり必要不可欠なものです。
ところが最近はこの「1灯ライティング」ができない職業カメラマンもいます。

私がたまにこのブログで書く、「デジタルカメラの普及による悪影響」がここでも出ているようです・・・
所謂、いきなりプロカメラマンの存在です・・・

このいきなりプロカメラマンの存在と言うのは大きく分けて2種類ぐらいあります。
一つは兼業カメラマンです・・・
デジタルカメラの普及でカメラマンを兼業するケースが一気に増えました。
ところがこういう人たちは当然カメラマンとしての実践的基礎知識がまったくありません。
たちが悪いのはこういう人たちが「自分にはカメラマンとしても才能がある」と思い込み、兼業だけにとどまらず、グラビアやファッション業界等にまで触手を伸ばし侵食してきたことです。

もう一つはハイアマチュアと呼ばれるアマチュアカメラマンです。
結構いい機材持ってます・・・笑
機材だけ見ればプロです。でも、ライティングやレフのセッティングを見るとアマチュアであることは一目瞭然です。
こういう人たちは普段撮影会や雑誌に書かれていることなどでの知識や経験しかなく、プロの仕事としてのスタジオワークと言うのを知りません。

職業としてカメラマンをされている方、特に人物撮影を得意としている方・・・「1灯ライティング」・・・覚えた方がいいですよ?

1灯ライティング

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