• カテゴリー別アーカイブ 撮影について
  • カメラマンに出来ること・・・

    というのは実はものすごく限られていて、撮影の現場では、シャッターを押すことしかできなかったりする・・・笑(いや、これ真面目の話・・・)

    例えば、『○○○みたいなイメージの撮影がしたい』と言っても、それをどこで撮影してよいかわからない・・・自分で色々探しても時間がかかるだけなので、結果ロケ屋に頼んで探してもらったり、物件を案内してもらったりする・・・

    セットを作るにしても、自分では作れない・・・そのイメージ通りに作ってくれる職人さんが必要で、実際にはその人に作ってもらう・・・

    モデルを使った撮影は、イメージを伝えて、実際カメラの前で演じてもらうのはモデルなので、自分自身が表情を作ったり、動きたりするわけではない・・・
    モデルを綺麗に施すのはスタイリストだし・・・

    物撮りの場合などは大掛かりな撮影になると、コーディネーターがいて細かくスタッフに指示を出してくれるので、カメラマンがあまり口を出すことはない・・・むしろ、コーディネーターから『こういう風に・・・ああいう風に・・・』と指示を受けながら撮影することの方が多かったりもする・・・

    つまりカメラマンというのは、

    今そこにある、ありのまましか撮れない・・・

    ということ・・・
    そして、『今そこにある、ありのまま』を変えることはできるが、カメラマン一人の力ではない・・・ということ・・・
    カメラマンができることは、せいぜいライティングやカメラの設定を考え、シャッターを押すくらい・・・

    つまり、その作品はその作品に携わる全ての人の想いが作りあげるわけ・・・
    だから、その作品に占めるカメラマンの良し悪しのウェイトなんてたかが知れているということなの・・・
    それぞれのスタッフがそれぞれの役割をシッカリ果たすからこそ、それぞれのスタッフがシッカリ役割を果たした作品ができるということなの・・・

    モノづくりってそういうものであって、常に周りの人間に感謝するというのは、そういうことであって、だからこそ人と人との繋がりは大事にしなければいけないということなの・・・

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    今回写真は全然関係ないわ・・・笑


  • ポートレート撮影とは・・・

    自然にさりげなくが基本です。
    レフ板やストロボと言うのはいわばスパイスであり隠し味であり、その隠し味が効き過ぎてしまうと舌が麻痺してしまうのです・・・

    つまり、レフの効果と言うのは目で見て”効いている”と判るようではすでに効きすぎているのです・・・
    本来レフ板はきつく出すぎてしまった影を取るのではなく和らげるために使うものです。
    また、きつすぎる光をバウンスさせることで光を和らげるために使うものです。
    決してキャッチを入れるためでも光を当てるために使うものではありません。。。

    キャッチを入れるためにストロボを使う場合がありますが、それもあまり感心しません・・・
    「表情に動感を持たせるため」と言うことですが、ストロボを使ってキャッチを入れる場合大方は点光源になってしまっているためポートレートとしては不自然な写真になってしまっているのです。
    前述しましたが、ポートレートとは自然にさりげなくが基本です。表情に動感を持たせるために不自然な写真のどこがポートレートなのか・・・と言うことです・・・
    それはまた別の趣旨の撮影ということになります。
    少なくともポートレート撮影においては自然さを犠牲にした上手な写真などありえないのです・・・

    首切りや串刺しはタブーと言うことで一生懸命やらないように守っているのに不自然なキャッチや光源は正しいと言うことで一生懸命やっていると言うのが私には滑稽に映ります・・・

    確かにそのほうが見栄えはいいかもしれません・・・グラビアなどの雑誌の撮影なら評価もされるかもしれません・・・
    でも正当なポートレートとしては・・・
    カメラ雑誌やグラビア雑誌の見すぎです・・・プロのカメラマンがあんな雑誌ですべては教えません・・・
    雑誌などでいくら小手先だけのテクニックを身につけて何百回と撮影しようと上達はしません・・・残念ですが・・・

    最後にポートレート撮影のヒントを・・・とても重要です・・・
    とはいっても現在このブログを読める人の中にはカメラマンは居ないようですが・・・

    太陽は一つ・・・

    これが判ればおのずと道が開けるかと思います・・・(いずれまた限定でかきこみますが・・・)

    この内容を限定にしたのは、雑誌や撮影会などで情報交換したくらいでは知りえない重要な内容だからです。。。
    お金を出しても聞けない話です・・・プロのカメラマンも進んで話をしてくれる内容ではありません・・・


  • ガイドナンバーとワットセコンド

    カメラマンのみなさんはストロボに使われるこの二つの言葉は何を指しているかわかりますか?
    ストロボの光量で正解ではあるのですが、計算方法と言うか数字の求め方が全然異なることはご存知でしょうか・・・

    ガイドナンバーと言うのは被写体までの距離(メートル)と絞り(F値)を掛けたものです。(まずはざっくりとね・・・)
    被写体まで5Mで絞りをF4.0に設定したときストロボの光の量はGN20が必要と言うことになります。
    逆にGN40のストロボを使えば、被写体までの距離10Mの場合、絞りはF4.0と言うことになります。
    ただし、これはあくまでも目安であり実際にはその場の環境やカメラの設定、ストロボの仕様によって変わってしまうので要注意です。
    例えば、GN40と言うストロボがあるとします。
    これはあくまである一定の条件を整えた場合にフル発光させるとGN40で発光させることが可能なのであって、マニュアルで1/1設定にしたからと言って常にGN40で発光するわけではありません。
    ではその条件と言うのは・・・と言うことですが、それは純正品を含めた各ストロボメーカーによりますのでストロボの使用説明書を読んでください・・・笑

    一方、モノブロックなどを含む大型のストロボに使われるワットセコンドですが、1秒間閃光したときに何ワットなのかの光量をあらわすのです。
    例えば500WSと言うのは500Wの電球を1秒間閃光させた光量をあらわします。100Wであれば5秒間閃光したことになります。
    実際のストロボの閃光時間は数百分の一から数千分の一くらいでしょうから仮に1/100の閃光時間だとすると500Wの電球が一瞬にして100個同時に光ったのと同じことになります。

    ストロボの光と言うのは一瞬です。シャッタースピードを変えてもストロボの露出は変わりません。自然光の割合が小さくなるか大きくなるかだけの違いです。通常ストロボの露出は絞りで決定します。

    話が長くなりますが、最近の・・・特にモノブロックストロボにはよく、GNが併記されている場合がありますが、
    「あれ!?」
    って思ったことはありませんか?
    例えば、A社の300WS GN40 B社の400WS GN40・・・・
    前述しましたが、大型のストロボのワットセコンドとクリップオンストロボのGNでは明らかに値の求め方が違うのです。
    ましてやGNと言うのはその場の環境やカメラやレンズなどの設定によってもフル発光時のGNが変わるのですが、これらモノブロックストロボでGN併記をしているストロボと言うのはいったい何を根拠にGNを併記しているのでしょう・・・
    求めることが不可能だとは思いませんがその根拠を記しているメーカーは皆無です・・・