宣材写真はシンプルが一番・・・♪
でも、そのシンプルというのが実は一番難しい・・・
例えば、宣材写真で画像をググるとわかると思うが、ほとんどが体の左右どちらかを前に出していたり、決めポーズで撮影しているケースが多い・・・
本来、特にモデルなどは、これではダメ・・・
なぜなら、キャスティングする側からしてみれば、体のラインや特徴がわかりずらいから・・・
コンポジなどの過去の作品として見せる分には良いが、オーディションなど正式書類には向かない・・・
やはり宣材写真は、両足を閉じた状態で正面を向くか、せめてしっかりしたIライン・・・
でも、この真正面を向くポーズって結構難しくて、みんな蟹股やO脚が多いので、まずカメラに対して真正面を向けない・・・
せめてIラインを・・・と思うのだが、今度はバランスが悪いのでシッカリIラインで立っていられない・・・という・・・笑
さらに言えば、立ち姿勢の時にほとんどの人が前傾姿勢・・・横から撮った写真を見せるとみんな驚く・・・
そりゃ、みんな・・・体の中で顔が一番前にあるんだから、顔が大きく見えちゃうよね・・・
シンプルなだけに難しく、それを克服できればあとはどんな姿勢を取ろうと比較的、楽に綺麗な姿勢が保てるはずなの・・・
斜め45度だろうと、顎を引いた上目使いだろうと、モナリザだろうと・・・
でも、そのただ突っ立ってるだけの立ち姿勢が出来なければ、何をやっても見よう見まねでマネをしようとしているだけなの・・・
そこに写っているのは『綺麗な自分』ではなく、『綺麗な誰かのマネをしようとしている自分』であって、マネをしているようにも見えなければ、綺麗にも見えていない・・・ということ・・・
綺麗で可愛くてカッコいい写真を撮ってくれるスタジオはいっぱいある・・・でも、自分がこれからモデルとして、この世界で生きていく上で必要なことを教えてくれるスタジオというのは、なかなかないと思うよ・・・