ストロボの話

ストロボの話

ストロボの話
先日モノブロックストロボの話をした電圧制御云々と言う件で検索していたら以外に身近なところでそのことを説明していたメーカーがありビックリしました・・・
私が前述で言いたいことがまさにそこのメーカーサイトのページに掲載してあるので私の説明なんかを読むよりそのメーカーページを読んだ方が良いと思います・・・
私がなぜ、「このメーカーが信頼できそう」と書いたのかと言うと、

一、コンデンサ制御と電圧制御の併用式であることを明確にしていること。
一、コンデンサ制御と電圧制御の光量制御ごとに色温度の変化や閃光時間を検証数値またはカタログスペックとしてあげていること。

なのです。検証結果やカタログスペックだけを見ると、必ずしも色温度が安定しているかと言うと個々人の感覚によるところが大きいのでなんともいえません。また、検証結果も何回検証した結果の数値なのかもわからないし、個々の機械特性もあるので一概にはなんとも言えません。
が、こういった詳細をカタログスペックとして公表していること自体に、私は「この”機材”ではなく、このメーカーは信頼できる」と判断しました・・・

こんなことは普通プロカメラマンであれば、確認するのが当たり前だし知っていて当然なのでしょうが、ストロボはみな同じ構造で、モノブロックかジェネを使うかくらいの差しか知りません。
これまでは”ストロボはプロが使うもの”と言う認識がストロボと言う周りの環境ではありましたが、
最近はデジタルカメラの普及に伴い小光量で安価なストロボが増えてきてアマチュアでもモノブロックストロボくらいなら持っていてもおかしくない時代になりました。
こうしたユーザー思いのメーカーはもっと大成して欲しいと思います。
みなさんはどう思われますか?

ストロボの話

機材屋選び・・・

”機材選び”ではなく”機材屋選び”についてです。

よくECサイトなどを運営されている方から相談されることなんですが、
「最近、専用の照明機材を購入したが思うように撮影ができない。カメラに問題があるんじゃない?」
と言う相談です。
デジタルカメラの普及で企業が自社製品をプロのカメラマンに頼らず
自分たちで撮影しようと言う企業が増えています。特にECサイト・・・
で、話を聞くと「照明機材を購入したサイトにこれさえあればプロなみ・・・って書いてあった」
と言うことなんです。。。

まあ、確かにその照明機材があったほうがないよりは綺麗に撮れると思いますし、
プロのようなきれいな仕上がりになると思います。
でも、その機材を使うに当たって”どう撮影すれば綺麗に撮影できるのか”という
撮影の知識も必要だと言うことです・・・

撮影と言うのは機材がすべてではありません。
それを使いこなす知識が重要なんです。
プロと言うのは高級機材を揃えているからプロなんじゃなく、
どういう撮影をすれば良いかを知識や経験として持っているからプロなんですよ?

機材屋さんの宣伝が違うとは言いませんが、
そこまで書くならせめて購入前の相談やアフターフォローはシッカリやってもらいたいもんです。
・何を撮影するのか
・どんなカメラを使うのか
・具体的な撮影環境
これらを元にそれにあった機材や撮影方法をしっかり教えてあげないと・・・

逆にこれから機材を購入しようとする方は上記3点を確認し、お店に相談してみてください。
そして、それにあった提案が出来るお店を探しましょう・・・
経験則ですが、『安かった』はだいたい失敗してます・・・

カメラマンとしてもっとも私の成長を助けたのは・・・

実は私はカメラについては専門学校などに行ったわけでもなく、セミナーなどに参加したこともなく独学で学んできました。
また、プロの先生に師事したこともないんです。
私をカメラマンとして成長させてくれたのはこうした先生と呼ばれるような人たちではなく、モデルであったりメイクであったりスタジオのアシスタントをしてくれた人であったりと、私を支えてくれた周りの人たちでした・・・

特に人物撮影をするに当たって私の師匠とも呼ぶべき方はモデルだった・・・と言っても過言ではありません・・・笑
今でこそ、カメラマン然として撮影をしますが、やっぱり最初は全然うまく撮れなくて難儀してました。

そんなところにある先生が紹介してくれたのが、そのモデルの方だったんです。
コミュニケーションのとり方からモデルへの支持の出し方など基本的なことから細部にいたって教えてもらいました・・・

あるとき「なぜカメラマンでもないあなたがそこまでわかるんですか?」と聞いたところ、
「モデルの気持ちになってシャッターが切れないカメラマンにいい写真なんか撮れないのと一緒でカメラマンの気持ちを汲み取ることができないモデルに良いモデルなんかできるわけがない・・・」と言うことでした・・・

すばらしい・・・

後にも先にもこんなモデルと知り会ったことはありません。
私もまだまだその域には到底及ばないけどもあのときのモデルの教えてくれたことは今でも忘れません。

モデルメイクについて・・・2

モデルのメイクについて・・・2

前回黄金比があるといいました。

顔の横幅は、目の横幅を基準に目が横に5つ並ぶのが理想です。
その幅が均等であればベストです。
ちなみに目の幅は3cmと言われています。つまり顔の横幅は最大で15cmがもっとも理想的といえます。

次に縦幅ですが、
額の生え際から眉毛の生え際、眉毛の生え際から鼻の先端、花の先端からあご先
これらが3等分されているのがもっとも理想とされています。

続いて顔の中の各パーツの位置関係ですが、
眉は眉頭が目頭の真上、眉尻は小鼻と目じりを結んだ延長線上で止めること。
目は額の生え際とクチビルの真ん中までの距離がちょうど中間に位置していること。
クチビルは鼻の下からあご先までを3等分しその上1/3の線上にクチビルの真ん中が位置していること。口角は鼻側と直線で結べればなお良し!

「そんなの整形しろとでも言うのか!!」と言われそうですが、あくまで理想の形です。
これらを踏まえてメイクをしていただければ自分が望んだほんとうのメイクができるんじゃないでしょうか・・・
メイクでホントに顔の大きさや目の位置や鼻の位置が変わるわけではありません・・・
でもそう見せる事はできます・・・

図解入りで説明したいところですが、絵が下手なので言葉のみとなります。
もしわからない場合はメイクさんにでも聞いてみてください。笑

モデルのメイク

モデルのメイクについて

モデルのメイクについて

今日は少し、モデルの方にためになる話を・・・
肌のお手入れやスキンケアが大事なのは大前提意と言うことで、

顔のバランスについて・・・
人の顔にもビーナスラインと呼ばれる黄金比があります。
通常、その黄金比通りの人間なんてめったにいません。
が、メイクでその黄金比に近づけることは可能なんです。

みなさんもたぶんやってると思います。
例えば、「ツケまつ毛をつける」「眉毛をかく」「クチビルを小さく見せるためにファンデをクチビルの上からあてる」等など・・・

でも一番肝心なのはただ闇雲にそういうことをするのではなく、まずは自分自身の顔のバランスを充分知ると言うことなのです。
そしてそのバランスを出来るだけ黄金比に近づけると言うことが肝心なんです。

この話実は昔、飲食店経営の社長さんから頼まれて社交さん(昔はキャバ嬢なんて言ったらぶん殴られました 笑)の撮影をしていたときにメイクの方から聞いた話しなんです。

プロのメイクさんは一見、ただ見栄えだけを追求しているように見えますが、一瞬にしてその人の顔を見て「眉毛のラインはここまで」「口角はこの位置」「撮影用であれば鼻筋は・・・」と言った具合に頭の中で計算しそこからその娘にあったメイクを施していくんだそうです・・・

もっとも今はレタッチでそういったことまで修正できてしまうんですがね・・・
プロカメラマン・プロメイクよりもレタッチ技術を持った人間が重宝がられるご時世です・・・世です・・・

モデルのメイク