以前宣材写真のことをblogで記事を書きました。
『宣材写真であまりお勧め出来ない撮影方法』
私は今でもこの考え方に変わりはないんです・・・
ただ、先日ある事務所の宣材写真を撮ったときに、メイクさんがついて撮影をした折に、『やっぱりメイクが入ると良いな』とblogで書きました。
『矛盾しているじゃないか・・・』と想われるかもしれませんが、要は『どんな自分を魅せたいの!?』と言うことなんです・・・
いつも言うことですが・・・
そのことを考えずに、闇雲にメイクをしてもらったところで、その場では、その写真に写っている自分がいるかもしれません・・・
でも大半の人たちが、そのときの自分を忘れてしまっているんですよ・・・
だから、見る側は、いつも写真と実物とのギャップを感じてしまうんです・・・
結果・・・『今すぐシャメ撮って送って~』になっちゃうんですよ・・・笑
宣材写真を見る側の人たちって、『綺麗な写真』や『綺麗に施されたあなた』を見たいわけじゃないんですよ・・・
『あなたがどんな人か!?』を見たいんです・・・
その一手段としてメイクと言うものがあるということなんです・・・
写真にはちゃんと写るんです・・・その作品を創る為に、どれだけのことを考え、どれだけのことを実行してきたのか・・・と言うことが・・・見える人にはちゃんと見えているんです・・・
カメラマンがレタッチをするのは『失敗の救済策ではない』ように、メイクを施すのは『肌荒れやコンプレックスを隠すためのものではない』と言うこと・・・
ではなぜ、メイクを施すのか・・・
それがしっかり判っているのなら、メイクをするべきじゃないかな・・・